アラビアンナイトな略奪愛
アラビアンナイトな略奪愛

『アラビアンナイトな略奪愛』

香月宮子 著/松成久美子 画

2009年7月25日発売『アラビアンナイトな略奪愛』の発売を記念して、キャラクター紹介、香月宮子先生のコメント、美麗壁紙、をファンの皆様にお届けいたします。元気可愛い主人公・咲也の訪れた「ファルス王国」の秘密☆も香月先生にお伺いしちゃいました!! 二人のオアシスの恋、お楽しみくださいね☆

明森咲也(あきもり さくや)
考古学を学ぶ大学院生。23歳。
見かけは黒髪黒瞳の純和風な乙女ちゃん。だが中味は、前向きで元気いっぱいな男の子! 砂漠の遺跡調査中、アレックスに「美しい獲物」として狩られ、あげく「正妃」にさせられてしまう。 公衆面前お床入りの儀式、寵姫たちとの合同4Pなどに耐えかね、後宮から逃走するが、捕まって、監禁されてしまい……!?


アレックス(アレクサンダー)
ファルス王国の東の王家の王子。26歳。 金髪にオッドアイ(青&紫)の超美形! だが性格は、ごうまんワガママの見本のような男。 咲也のことも獲物、所有物としか思っていなかったが、監禁の塔で長く深く触れあううちに、いつしか心に「愛」が芽生え……!?


アスラン
ファルス王国の北の王家の王子。28歳。 度胸あり、度量ありの、肝っ玉の太い男。ファルス軍を率いる。玉にキズは美人に弱いこと(香月的に「萌えっ」なお方! >_<)


鷹塔忍(たかとう しのぶ)
咲也の先輩。25歳。 学界のプリンセス(♂です…)と呼ばれる、超美人。 お色気でセレブから発掘資金をまきあげる…もといっ…得るのがお得意で、アスランはいいカモかも?

考古学を学ぶ咲也は砂漠の遺跡調査中、白馬にまたがる金髪の男に「美しき獲物」として狩られてしまう。なんと彼は、幻の砂漠の都ファルスの王子・アレックスだった!! 勝手にエッチな婚姻の儀を結ばれ、妃にされて、咲也は後宮で過ごす羽目に。自分だけを見てはくれないアレックスが嫌で逃走を図った咲也だが、支配欲を強めた王子に捕まって監禁され!? 長く深く触れあうなかで彼らに訪れた変化とは――二人きりの黄金宮殿で芽生える、監禁愛!!
こんにちは、香月宮子です。 今回は、書きたかったぜっ、ついに書いたぜク~ッ、のアラブ物でございます。 といっても、ベースは香月おはこの、心に傷を持つ超美形攻さま×乙女なのに男前な癒し系受け子ちゃん、なんですけどね(笑)。アラブの金髪のごうまん王子×その傷を癒す純和風の考古学者の卵くん。萌えるぜ、ク~ッ!
ふたりの萌え萌えな恋愛バトルを縦糸に、横糸に、18禁の結婚式ありーの、せつない監禁愛ありーの、淫靡ないけにえのシーンありーの、の豪華絢爛なタペストリーに織りあげてみました!(つもりです……^_^;)
お手に取って、香月流エロティック・アラビアンナイトの世界に遊んでいただければ、幸いでございます。
ぺこり。
失われた砂漠の王国。
外界の滝とオアシスでつながっている(滝に落っこちるとまれに行けますが、1/10000くらいの確率なのでオススメはいたしません♪)  東西南北の4つの王家があり、なんと、ご先祖はあのアレクサンダー大王!
現在、次期国王候補者に、東のアレックス王子、北のアスラン王子、西のサフィー王子があがっている。

ちなみに、これはファルス砂漠で水を飲む香月!!(…ウソです。ほんとはゴビ砂漠です) でも、砂漠で倒れてても、咲也みたいに助けてもらえなさそうだなぁ。アレックスの白馬に踏んづけていかれそうだなぁ……(^^;

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 男が、白いシルクの裳裾をひるがえして、馬から下りる。
 唇に薄く笑みをはいたまま、ゆっくりと俺に近づいてくる。
 近づいてくる。
 くいっ、と俺のあごをその力強い、でも長く美しい指で持ち上げる。
「白く、みずみずしい、白桃のような肌。陽光に透けても変わらぬ、漆黒の髪。極上の獲物だ。だが…」
 そのまま、指をつーっと俺のほほへ、首筋へ、胸元へ滑らせて……。
「美しい体が、醜い衣で包まれているのは、無粋だぞ!」
 ベリッ!
 言うが早いか、俺の上半身を裸にした。
 桃の皮でもむくみたく、くるんっと。
「なっ、なっ…」
 俺はというと、これで、いままで夢の中の出来事みたいでされるがままだったのが、いっきょに覚醒して、ばーんっと現実感がもどってきた。
 なにするんだっ、コイツ。
 そりゃ、服とかドロドロだけど。
 裸にむくことないだろっ?
 どこの石油王のバカ息子だーっ。
「てめっ、なにするっ…」
「まずは、どこから味わおう? やはりこの甘そうな唇か」
 男はぜんぜん悪びれないどころか、俺の抗議なんて丸無視だ。
 それどころか。
(キスッ…されたぁ!)
 圧倒的なガタイの差で、俺の抵抗なんか笑いながら片手で封じて。
 マ、マジで、コイツ、でかっ。一八0センチはありそっ。
 俺を草地に押し倒して。俺の唇を舐め、吸い、吸いあげ、たっぷりと味わって。おもわず、息苦しくなって俺が開いた唇のすきまから、するりと…。
 わっ、バカ、舌入れんな。
 俺のファーストキスゥ…。
 やだっ。
「ん…やっ、んっ…んんぅ……」
「オアシスの赤い野苺のように、美味。さて、お次はどこを食べようか。ん…?」
 男がやっと唇を解放し、俺の顔をのぞきこんで、その青い瞳をすっ…とすがめた瞬間、
(食われる!)
 と、思った。
 真剣に。
 もちろん、普段なら、そうは取らないだろう。食べる=エッチするだって、知らないわけじゃないから。でもこのときは、さっきの人食いライオンと、目の前のライオンのような男が重なって、まともな判断ができなくなっていたんだ。
 やだやだっ。
 人ライオンに食われちゃうなんて。
 そんなの、あんまりだよっ。
「そうだな。次は、胸の赤い木苺をいただこうか」
「あっ…!」
 かぷっ、と人ライオンが俺の胸をかぶった。
 や、やられたっ。
 急所をやられたぁっ。
(も、ダメッ…。だめっ……。だめ………じゃない?)
 おもわずギュッと目をつぶった俺だったけれど、いきなり心臓を狙う気はないらしい。
 乳首を舐めたり、しゃぶったりしている。
 こ、これは。まだ助かるかも。でも、どうやって? どうやって? そうだ、死んだフリ! って、それはクマだろ。ライオンじゃないだろ。でも、ダメでもともと。
 やってみるっきゃない!
 くったりと体の力を抜いて死体よろしく横たわった俺の乳首を、男が味わう。
 ざらついた舌で、舐めあげて。
 舌先で、つついて。
「………。……ん」
 口に含んで、乳輪ごと吸いあげるようにして。
 唇をすぼませて、ちゅっと強く吸って。
「…ん。ふっ……」
 もう片方の乳首も、指で味わってる。
 指の腹で、押しつぶして。
 指先で、ころころと転がして。
 二本の指にはさんで、くちゅくちゅと擦りあげて。
「ふっ…、んっ…、ぁっ……」
 って、なに、ヘンな声出してるんだよ。俺。
 死んだフリしなくちゃ。死んだフリしなくちゃ。
 でも、なんか、食べられてる胸のへんが、もやもやして、じんじんして、熱っぽくて、熱くて口から勝手に声が飛び出しちゃう!
 俺、ヘン…。
 すごく、ヘン……。
「ぁっ…、んっ…、ぁっ……ん」
「ずいぶん感度がいいんだな。絶品だ。これなら、ハーレム一の寵童の地位も夢ではないぞ」
 かんど……? はーれむ……? って、なんだっけ。
 もう、胸も、体も、頭も、熱くて、ぼぉっとして、なにがなんだかわかんないよぉ……っ。
「乳首責めだけでこんなに感じていては、ここを可愛がってやれば、どうなってしまうのかな。ふふ…楽しみなことだ」
「えっ!?」
 でも、男が含み笑いをしながらそう言い、俺の脚を押し開いて、その間へ頭をずらしたとき、俺はなけなしの勇気をふりしぼったんだ。
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本文でお楽しみください♪♪
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